ソビエト崩壊後にウズベキスタン共和国が独立してから四半世紀ほどが過ぎました。
天然ガス、金、ウラン、石炭といった天然資源の開発投資を世界各国から受け、昨今では毎年7%前後の経済成長率をみせています。まだまだ伸びしろを持ち、日本との貿易も切望しているというウズベキスタンは、日本に何を求め、またどのようなニーズがあるのでしょうか。
素晴らしい日本語力を持ち、またロシア語も含めて数か国語を話し、ウズベキスタンと日本を行き来して両国のビジネスの可能性を探るファリザ氏は、シルクロードでも有名な都市、サマルカンド出身ながら、政府も一目置く、ウズベキスタン初ともいえる国際派のビジネスウーマンです。ウズベキスタンにおけるビジネスの面白さ、難しさやその歴史的、地理的背景を学びながら、今後の日本とウズベキスタン間のビジネスの可能性を探っていきます。
ウズベキスタンのサマルカンド出身。
多様な文化が融合した環境で育ったため、生まれながらにして異文化についてのフレキシビリティーを備え、その見識に精通している。
英語、ロシア語、日本語など 7ヶ国語を習得したマルチリンガルである。
サマルカンド国立外国語大学で英語/日本語言語学を首席で修了。
2005年神戸大学留学生センターに留学。
国際関係学を専攻し、職場異文化理解をテーマに研究を行う。
大手語学学校講師を経て、 SOPHYS株式会社を設立。
東アジア・欧米・日本企業とのビジネス経験を活かして、大手を含む多数の企業で海外のビジネスで必要なコミュニケーション/ビジネススキルのソリューションを提供・サポート。
また大手企業と共同で日本の将来のグローバルリーダーを育成するプロジェクトを企画、推進している。
自身の日本でのビジネス経験を活かし、外国人スタッフ向けに日系企業が求める人材育成プログラムを提供するなど、日本と海外との相互理解に貢献している。